「もう治らない」と諦めないでください
― 失った歯、ボロボロの歯でも回復の選択肢はあります ―
「もう手遅れかもしれない」「全部抜くしかないんですよね?」——そんな不安を抱えて、長い間、歯科医院へ足を運べずにいる方は少なくありません。
しかし、どれだけ歯の状態が悪くなっていても、“もう治らない”ということはありません。
多摩センター田中歯科医院では、歯を失ってしまった方、歯がボロボロになってしまった方にも、その方にとって最適な治療法をご提案し、機能面・見た目の回復はもちろん、「噛める喜び」「自然に笑える自信」を取り戻すサポートをしています。
歯を失ったままにするとどうなるか
歯が抜けたままの状態で長期間放置してしまうと、以下のようなリスクがあります。
- 噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節に負担がかかる
- 両隣の歯が傾いたり、向かい合う歯が伸びてしまう
- 食事がうまくできず、栄養状態や消化にも影響する
- 発音しにくくなったり、見た目が気になるようになる
- 歯並びの崩れや顔貌の変化(老けて見える)につながる
つまり、口元だけの問題ではなく、全身の健康や日常生活の質(QOL)に直結する問題なのです。
諦めなくていい。現在の歯科治療には“選択肢”があります
近年の歯科医療は大きく進歩しており、たとえ歯を複数本失っていても、インプラント・ブリッジ・入れ歯といった補綴治療により「しっかり噛む」「自然な見た目」「快適な装着感」を得られるケースがほとんどです。
例えば、
- インプラント治療では、あごの骨に人工歯根を埋入し、天然歯のようにしっかり噛めるようになります。
- ブリッジは、両隣の歯を支えにして欠損部分を補い、短期間での治療が可能です。
- 入れ歯も、現在は見た目や装着感にこだわったタイプが豊富にあり、「合わない」「外れる」といった悩みも大きく改善されています。
多摩センター田中歯科医院では、患者様一人ひとりの生活スタイル・希望・口腔内の状態に合わせた「オーダーメイドの治療提案」を行っています。
一歩踏み出すことで、人生が前向きに変わることも
「見た目が気にならなくなって、人と笑って話せるようになった」
「好きな物を気にせず食べられるようになって、食事が楽しくなった」
「体調もよくなり、活動的な毎日を送れている」
これは、多摩センター田中歯科医院で治療を受けた患者様からいただく、実際のお声です。
治療を通じて“口元を取り戻す”ことは、人生をもう一度前向きに取り戻すきっかけになると、私たちは信じています。
どうして歯を失うのか?
― 原因を知ることが最初の一歩 ―
「気づいたら歯がグラグラしていた」「何年も前に抜いたきり、そのままにしている」——
歯を失うきっかけは人それぞれですが、その多くはある“共通の原因”をたどっています。
歯を失ってしまう前にできることは、たくさんあります。だからこそまずは、「なぜ歯を失うのか」を正しく知ることが大切です。
このページでは、多摩センター田中歯科医院が考える“歯の喪失リスク”の背景と対策”について、わかりやすくご紹介いたします。
1. 最も多い原因は「歯周病」と「虫歯」
歯を失う二大原因といわれているのが、歯周病と虫歯です。
歯周病
歯を支える骨や歯ぐきが炎症によって破壊され、最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。
日本人の成人の約8割が歯周病予備軍と言われており、特に40代以降で歯を失う最大の要因でもあります。初期段階では痛みがなく、自覚症状が乏しいため、気づいたときには重度になっていることも少なくありません。
虫歯
虫歯は歯の表面のエナメル質を溶かし、やがて象牙質、神経(歯髄)へと進行していきます。深く進行した虫歯は、歯を削る量が多くなったり、根の先に膿がたまったりして、最終的には抜歯が必要になることもあります。
2. 噛み合わせや歯ぎしりも歯を壊す原因に
意外に見過ごされがちなのが、噛み合わせの乱れや歯ぎしり・食いしばりによる歯へのダメージです。
・一部の歯に過剰な力が集中する
・詰め物・被せ物が壊れやすくなる
・歯根が割れてしまう(歯根破折)
こうした問題は、自分では気づきにくいことが多いため、専門的な咬合診査が重要になります。
3. 全身の健康状態と歯の寿命の関係
糖尿病や骨粗しょう症といった生活習慣病は、歯周病を悪化させることが知られています。
また、喫煙習慣や偏った食生活なども、歯ぐきの血流や免疫機能に悪影響を及ぼし、治療後の回復にも大きな差が出ることがあります。
つまり、「歯の健康」は単にお口の中だけの問題ではなく、全身の健康とも深く関わっているのです。
4. 実は多い「治療の中断」による悪化
虫歯や歯周病の治療は、一度の通院で完了することは少なく、継続的な通院が必要です。
しかし「痛みが引いたから」「忙しくて通えない」などの理由で治療が途中で止まってしまうと、再発や悪化のリスクが非常に高まります。
また、仮歯や仮詰めのまま放置してしまうと、周囲の歯の移動やかみ合わせのズレが起こり、治療がより複雑化するケースもあります。
5. 加齢は自然現象。でも、放置はしないで
年齢を重ねるとともに、歯ぐきがやせたり、唾液の分泌が減ったり、天然歯の寿命も徐々に短くなっていきます。
とはいえ、加齢=歯を失う運命ではありません。
定期的なメンテナンスを継続することで、80代・90代でも自分の歯を守り続けている方はたくさんいらっしゃいます。
大切なのは、「年だから仕方ない」とあきらめず、正しいケアと予防の習慣を持ち続けることです。
歯を失う原因は“避けられるリスク”でもあります
歯を失う背景には、複数の原因が絡み合っていることがほとんどです。
しかし、逆に言えば、それぞれの原因に気をつけることで、歯を守ることも十分に可能なのです。
多摩センター田中歯科医院では、失ってしまった歯の治療だけでなく、これ以上歯を失わないための予防にも力を入れています。
現在の状態に不安がある方、過去の治療でお悩みがある方も、どうかお気軽にご相談ください。
「原因を知ること」が、人生を変える第一歩になるかもしれません。
放置してはいけない理由
― 歯の欠損がもたらす全身への影響 ―
「奥歯1本くらい、なくても大丈夫」
「見えない場所だから気にならない」
そう思って歯を失ったままにしていませんか?
しかし、歯の欠損を放置することは、見た目の問題にとどまらず、健康・機能・心理面まで、思いがけない悪影響を及ぼします。
当院には、「もっと早く相談していれば良かった」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
歯を失った状態をそのままにしておくことのリスクを、わかりやすく解説いたします。
噛む力の低下は、身体全体に影響します
歯を1本でも失うと、かみ合わせのバランスが崩れ、噛む力が著しく低下します。これにより起こる主な問題は以下のとおりです。
-
栄養バランスの乱れ
噛みにくさから「柔らかいもの中心」の食生活になり、野菜・肉・繊維質の多い食材が摂りづらくなるため、栄養バランスが偏ります。特に高齢の方では、低栄養やフレイル(虚弱)を引き起こす要因にもなります。
-
脳への刺激不足
咀嚼には、脳を活性化させる重要な役割があります。噛む回数が減ると、脳への血流や刺激が低下し、認知機能の低下と関係があるという研究も多数発表されています。
-
姿勢や顎関節への負担
かみ合わせがずれると、身体の左右バランスが崩れ、姿勢の歪みや肩こり・頭痛を引き起こすことがあります。また、顎関節症の原因にもなりかねません。
-
見た目や発音の問題が心の健康を奪います
歯を失ったままにすると、口元の見た目にも大きな変化が現れます。これは単なる“審美的な問題”ではありません。
-
顔貌の変化(老け顔)
歯を失うと、歯ぐきや骨が痩せていき、口元がへこみ、シワやたるみが増えて実年齢より老けて見えることがあります。特に前歯を失った場合は、笑顔をためらうようになってしまう方も。
-
発音障害
前歯や奥歯がないことで、サ行・タ行などの発音が不明瞭になり、人との会話に自信をなくしてしまう方もいます。
-
心理的ストレスや社会性の低下
見た目・発音・口臭の不安が重なると、人前で話すことや食事を避けるようになり、社会的なつながりや自信の喪失へとつながることも。
放置がさらに大きな治療負担につながることも
歯ぐきに一部だけ顔を出している「半埋伏」の親知らずは、清掃が極めて困難です。歯ブラシが届かず、細菌がたまりやすいため、智歯周囲炎や虫歯・歯周病を引き起こすリスクが高くなります。
このような状態を放置していると、何度も腫れや痛みを繰り返し、最終的には隣接歯の抜歯が必要になることもあるため、早めの抜歯を検討すべき状態といえるでしょう。
痛みや腫れを繰り返している場合
歯が抜けたままの部分には、隣の歯が傾いたり、対合する歯が伸びてきたりする「歯の移動」が起こります。
こうなると、将来的にかぶせ物や入れ歯が作れなくなることもあり、治療自体がより複雑・高額・長期間にわたる可能性が高まります。
また、かみ合わせ全体に悪影響を及ぼすため、健康な歯までも失うリスクがあるのです。
たった1本でも、早めの対応が未来を守ります
矯正治療で歯並びを整えた方にとって、親知らずは「後戻り」のリスク要因になります。生える際の圧力が前歯を押し、せっかくのきれいな歯並びが崩れてしまうケースがあるため、矯正医から抜歯を勧められることも多いです。
また、今後矯正治療を検討している場合にも、治療計画の一環として抜歯を行うことがあります。
顎関節や周囲の神経に影響を与えるリスクがある場合
「噛めるから大丈夫」と思っていた歯の欠損が、実は全身に影響を及ぼしているかもしれません。
逆に言えば、早めの対処が、今ある健康を守り、これ以上の歯の喪失を防ぐカギとなります。
治療方法の選択肢
― あなたに合った回復法があります ―
歯を失ってしまったとき、多くの方が「もう元には戻せないのでは…」と不安に感じるかもしれません。ですがご安心ください。現代の歯科医療では、見た目も機能も“まるで自分の歯のように”回復させる治療法が多数確立されています。
多摩センター田中歯科医院では、インプラント・ブリッジ・入れ歯などの治療法の中から、患者様の口腔状態や生活スタイル、ご希望に応じて最適な方法をご提案しています。
インプラント ― 見た目も噛む力も“天然歯のように”
インプラント治療は、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に被せ物を装着する治療法です。
【メリット】
- 自分の歯のようにしっかり噛める
- 周囲の歯を削らずに済む
- 見た目が自然で、審美性が高い
- 適切なケアで10年以上の長期安定が期待できる
【注意点】
- 手術が必要(局所麻酔下での処置)
- 顎の骨の状態により適応できないケースもある
- 費用は他の治療法より高くなる傾向あり
インプラントは「しっかり噛める歯を取り戻したい」「見た目にも自然でいたい」方に特におすすめです。
ブリッジ ― 両隣の歯を活用する固定式の回復法
ブリッジは、失った歯の両側の歯を土台にして、橋渡しするように人工歯を装着する方法です。
【メリット】
- 固定式のため違和感が少ない
- 保険適用内で選択できる場合もある
- 手術不要で治療期間が比較的短い
【注意点】
- 両隣の健康な歯を削る必要がある
- 土台の歯に負担がかかる
- 清掃がやや複雑になる(専用ブラシが必要)
「なるべく短期間で治療を終えたい」「手術には抵抗がある」方に適した選択肢です。
ブリッジの素材も選ぶことができ、見た目にこだわる審美ブリッジも対応可能です。
入れ歯(義歯)― 複数本の欠損に対応できる柔軟な選択肢
入れ歯は、失った歯の本数に関わらず、取り外し可能な義歯を装着する治療法です。
【メリット】
- 1本から全ての歯まで対応可能
- 手術不要、身体への負担が少ない
- 保険適用から自由診療まで幅広い選択肢がある
【注意点】
- 装着初期に違和感を覚える場合がある
- 慣れるまで時間がかかることも
- 定期的な調整・修理が必要
最近では、薄くて軽い素材・バネの見えない審美的な入れ歯など、快適性と見た目の両立が進んでいます。
「手術は避けたい」「費用を抑えたい」という方におすすめです。
あなたに最適な治療法は? ~費用・期間・ライフスタイルから考える~
治療法の選択は、「どの方法が一番良いか」ではなく、「あなたにとって何が最適か」という視点が大切です。
| 比較項目 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
|---|---|---|---|
| 手術の有無 | あり(外科手術) | なし | なし |
| 治療期間 | 数ヶ月(骨との結合期間含む) | 数週間 | 数週間 |
| 費用 | 高い(自費のみ) | 保険・自費選択可能 | 保険・自費選択可能 |
| 審美性 | ◎(天然歯に近い) | ○(素材により異なる) | △~◎(素材により異なる) |
| 違和感 | 少ない | 少ない | あり(素材による) |
| メンテナンス | 要(専用ケアが必要) | 要(ブリッジ下の清掃) | 要(洗浄・調整) |
インプラント治療とは?
― 自分の歯のように噛める喜び ―
「しっかり噛めない」「入れ歯が合わない」「見た目が気になる」——そんなお悩みを根本から解決するのが、インプラント治療です。
歯を失ってしまった方にとって、“まるで自分の歯のような噛み心地”と“自然な見た目”を同時に得られる、非常に信頼性の高い治療法として注目されています。
多摩センター田中歯科医院では、インプラント治療において「安心・安全・長持ち」を重視し、患者様の状態に合わせた丁寧な治療を行っています。
インプラントとは?どんな構造?
インプラント治療は、歯を失った部分のあごの骨に人工歯根(インプラント体)を埋入し、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療です。
3つのパーツで構成されています:
- 1.フィクスチャー(人工歯根):骨に埋め込むチタン製のネジ
- 2.アバットメント:歯根と人工歯をつなぐ中間パーツ
- 3.上部構造:見た目や噛み心地を再現するセラミック等の人工歯
天然歯と同様に骨に固定されているため、入れ歯のような「外れる」「ずれる」不安がなく、高い安定性と噛み心地を実現できます。
骨にしっかり固定される安心感
インプラント治療の最大の魅力は、「しっかり噛める」という安心感です。
入れ歯のように取り外す必要もなく、硬い食べ物でもしっかりと咀嚼できるため、食生活の自由度が格段に上がります。
また、装着時の違和感が非常に少なく、「装着していることを忘れるくらい快適」と感じる患者様も多くいらっしゃいます。
多摩センター田中歯科医院では、CT撮影による精密な骨の診断を行い、骨量・骨質を詳細に確認したうえで、安全な埋入計画を立てています。インプラントが骨としっかり結合することで、長期にわたって安定した機能を保つことが可能になります。
長期的に安定しやすい点とメンテナンスの重要性
インプラントは、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスを継続することで10年・20年と長く機能し続ける治療法です。
実際に、インプラントの10年生存率は90%を超えるというデータもあり、高い予後が期待されています。
ただし、インプラント周囲に炎症が起こる「インプラント周囲炎」などを防ぐためには、天然歯以上に正確なケアが必要です。
多摩センター田中歯科医院では、以下のようなアフターサポート体制を整えています:
- インプラント専用の定期検診プログラム
- プロによる専用のクリーニング(PMTC)
- 噛み合わせや骨の状態の経過チェック
- ご自宅でのセルフケア方法のアドバイス
治療後のフォローこそ、インプラントを“資産”として守っていく鍵です。私たちはその一助となるよう、継続的にサポートいたします。
インプラントが適している方とは?
以下のような方には、特にインプラント治療が適しています:
- 入れ歯の違和感に悩んでいる方
- しっかり噛める歯を取り戻したい方
- 見た目にこだわり、自然な笑顔を大切にしたい方
- 周囲の健康な歯をできるだけ削りたくない方
インプラント治療は、骨の状態や全身疾患の有無によって適応が分かれます。まずはCT検査を含む精密な診断を行い、治療可能かどうかを丁寧に判断しますので、「できるか不安…」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
「もう一度、自分の歯のように噛める未来」を
インプラントは単なる“歯の代替”ではありません。
それは、食べる楽しみを取り戻し、自分らしく笑える人生を支える治療です。
入れ歯やブリッジ― 手術に抵抗がある方への安心選択肢 ―
歯を失ってしまったとき、多くの方がまず不安に感じるのが「どんな治療法が自分に合っているのか」という点ではないでしょうか。
特に「手術が怖い」「身体的な負担を減らしたい」「治療費を抑えたい」とお考えの方にとって、入れ歯やブリッジは、信頼性と実績のある安心な治療法です。
多摩センター田中歯科医院では、“違和感が少なく・自然で・長く使える”入れ歯・ブリッジの治療を行っており、機能性と審美性を兼ね備えたご提案を心がけています。
入れ歯(義歯)とは? ― 柔軟性の高い欠損補綴
入れ歯は、取り外し可能な人工歯であり、部分的に歯がない場合は「部分入れ歯」、すべての歯を失った場合は「総入れ歯」と呼ばれます。
【主な特徴】
- 手術不要で身体にやさしい
- 1本から全ての歯まで対応可能
- 保険診療にも対応(素材や構造によって自由診療も可)
- 調整や修理がしやすく、長く使える
近年は、薄くて軽い・装着感の良い設計の義歯が増えており、「入れ歯は違和感がある」というイメージを覆す症例も多く見られます。
また、金属のバネが見えにくい“ノンクラスプデンチャー”など、審美面に配慮した入れ歯も選択可能です。
ブリッジとは? ― 両隣の歯を活かす固定式治療
ブリッジは、歯を失った部分の両隣の歯を支えにして、連結した人工歯を被せる治療法です。
固定式のため、自分の歯のようにしっかり噛めることが大きなメリットです。
【主な特徴】
- 手術不要で、短期間の治療が可能
- 固定式のため違和感が少ない
- セラミックなどを選べば自然な見た目にも対応
- 保険診療・自由診療の両方に対応可能
ただし、両隣の歯を削る必要があるため、健康な歯への影響や、支えとなる歯の負担も考慮して治療計画を立てる必要があります。
多摩センター田中歯科医院では、削る量を最小限に抑えた設計や、将来の負担を見越したかみ合わせの管理も大切にしています。
入れ歯もブリッジも、今は“進化”しています
従来の入れ歯やブリッジに対して「見た目が不自然」「違和感がある」「外れやすい」といった印象をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、現在では素材・設計・技工技術の進歩により、快適さ・美しさ・耐久性が大きく向上しています。
【進化の一例】
- 生体親和性の高い金属や柔軟素材による快適な装着感
- セラミックによる天然歯のような透明感ある見た目
- CAD/CAM技術を活用した精密なフィット設計
- 薄型設計による発音・咀嚼時の違和感の軽減
つまり、「入れ歯=我慢するもの」という時代は終わりつつあるのです。
自然な見た目と、残っている歯への配慮
治療の選択において大切なのは、「見た目が気にならないか」「残っている歯に無理がかからないか」という点です。
多摩センター田中歯科医院では、以下の点にこだわって設計しています。
- 歯ぐきとの境目が自然に見える審美設計
- 発音や笑顔に影響しない位置や形状の調整
- 支えとなる歯への過度な負担を避けた設計
- 咀嚼バランスを整えた咬合調整
これにより、「装着していることを忘れるほど快適」と感じていただけるような補綴治療を目指しています。
手術に抵抗がある方にも、納得のいく治療を
歯を失ったあとも、「これからどうしたらいいのか分からない」「手術は避けたいけど、快適に噛めるようになりたい」とお悩みの方は少なくありません。
入れ歯やブリッジは、そうした方にとって信頼できる治療法であり、今では“選ばれる選択肢”として進化しています。
精密診断から始まる、オーダーメイドの治療計画
― あなたの人生に寄り添う、一人ひとりに最適なご提案を ―
歯を失った、もしくは歯がボロボロになってしまった状態で「これからどんな治療ができるのか」「どれが自分に合っているのか」と、不安や迷いを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
私たち多摩センター田中歯科医院では、そうした患者様の“これから”にしっかり寄り添えるよう、正確で丁寧な診査・診断をベースに、一人ひとり異なる「オーダーメイドの治療計画」をご提案しています。
まずは“今の状態”を正しく把握することがすべてのはじまり
どんなに優れた治療法であっても、土台となる診断が不正確であれば、治療の効果は最大限に発揮されません。
多摩センター田中歯科医院では、歯を失った原因、残っている歯の状態、歯周組織の健康度、咬み合わせ、顎の骨量などを多角的に診査し、根拠ある診断を行っています。
【導入機器と診査内容(一例)】
- 歯科用CTスキャン:顎の骨の厚みや神経の位置、炎症の有無などを立体的に把握
- 口腔内スキャナー:精密な歯列・咬合データを非接触で採取
- パノラマレントゲン/デジタルX線:全体像から個別の歯の状態まで詳細に確認
- 歯周ポケット検査・動揺度診査:歯周病や歯の寿命を予測するための基本検査
- 咬合診査・顎関節評価:咬み合わせのズレや筋肉・関節への負担を診断
こうした精密な診査によって得られた情報をもとに、必要な治療の全体像を“見える化”し、無駄のない、将来を見据えた治療計画を立てていきます。
カウンセリングは“患者様の想い”をくみ取る場
多摩センター田中歯科医院では、技術や検査機器と同じくらいカウンセリングの時間を大切にしています。
なぜなら「どんな歯を入れるか」ではなく、「どんなふうに生きていきたいか」という患者様の価値観やライフスタイルに沿った治療が、本当の意味で“良い治療”になると考えているからです。
【カウンセリングで伺う内容(例)】
- 治療に対する不安やこれまでのご経験
- 噛み心地や見た目へのご希望
- 通院頻度・ご予算などの現実的なご要望
- お仕事や生活スタイルに関わる制限や希望
- 将来の予防や長期メンテナンスへのお考え
こうしたお話を丁寧に伺った上で、「この方にとって本当に必要な治療は何か?」を一緒に考え、治療の選択肢を押し付けることなく、わかりやすくご説明いたします。
オーダーメイドの治療計画書を作成・共有します
精密診断とカウンセリングの内容をもとに、患者様一人ひとりに合わせた治療計画書を作成します。
- 現在の状態を図や写真で「見える化」
- 複数の治療方法を比較・提案(インプラント/ブリッジ/義歯など)
- それぞれの費用・期間・メリット・デメリットを明示
- ご本人が納得できるまで、時間をかけて説明・相談
患者様にとって分かりやすく、安心して治療を選んでいただけるよう、無理な提案や過剰な治療は一切行いません。
「どこから手をつけていいかわからない」と感じている方にこそ、まずは現在地を知る診断から始めていただきたいと考えています。
治療は“正しい診断”からすべてが始まる
治療を成功させるために最も大切なのは、「どこをどう治すか」ではなく、「どんな未来を目指すか」です。
私たちは、目先の処置にとどまらず、10年後・20年後のあなたの人生を見据えた治療計画をご提案いたします。
まずは、今のお口の状態を正確に知ることから始めてみませんか?
あなたにとって本当に必要な治療は、精密な診断と、想いを大切にする対話の中から見えてきます。
「痛み」「怖い」への不安を和らげる取り組み
― 安心して治療に向き合える環境づくりを大切にしています ―
「歯医者は痛いから行きたくない」
「治療中の音やにおいが怖い」
「過去のつらい経験が忘れられない」
こうした不安や恐怖を抱えている方は、決して少なくありません。実際、歯科治療への“心のブレーキ”が原因で、症状を放置し悪化させてしまったというケースも多く見受けられます。
私たち多摩センター田中歯科医院では、患者様の「怖い」「痛そう」といった気持ちに真正面から向き合い、安心して治療を受けていただける体制と工夫を整えています。
歯を失った方、歯がボロボロになってしまった方にこそ、「怖くない治療」を知っていただきたい。その想いで日々取り組んでいます。
痛みに配慮した“やさしい治療”を実践しています
治療に対する不安の中でもっとも多いのが「痛みに対する恐怖」です。
そこで多摩センター田中歯科医院では、痛みを最小限に抑えるためのステップを段階的に取り入れ、患者様の負担を可能な限り軽減しています。
【カウンセリングで伺う内容(例)】
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表面麻酔
麻酔注射の前に、歯ぐきに塗るタイプの麻酔を使用することで、針を刺す時の“チクッ”という感覚を大幅に軽減します。これにより、「気づいたら麻酔が終わっていた」と感じる方も少なくありません。
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電動麻酔器の導入
手動で行う注射よりも一定のスピード・圧力で麻酔を注入できる電動麻酔器を使用することで、痛みや違和感を抑えることができます。
-
静脈内鎮静法(希望制)
「どうしても治療が怖い」「嘔吐反射が強い」「長時間の治療が不安」という方には、リラックス状態で治療を受けられる“静脈内鎮静法”にも対応しています(自費対応)。うたた寝をしているような感覚で、治療中の記憶がほとんど残らない方もいらっしゃいます。
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心理的なケアも、治療の一部だと考えています
身体的な痛みだけでなく、“心の痛み”にも寄り添うことが本当の医療だと、私たちは考えています。
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丁寧なカウンセリングと説明
治療前には必ず、現在の状態、治療の流れ、予想される痛みの有無、所要時間、費用の目安などをわかりやすくご説明します。「何をされるのか分からない」状態こそが、最も大きな不安の原因だからです。
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治療中もこまめに声かけを実施
「少しチクッとしますね」「あと10秒で終わりますよ」といった声かけを大切にし、患者様の緊張を和らげながら治療を進行します。怖さや痛みに敏感な方には、常に確認を取りながら進めますのでご安心ください。
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スタッフ全員でのチームケア
受付・アシスタント・衛生士・医師が一体となって、「安心して通える医院づくり」を実践。お顔やお名前を覚えるだけでなく、不安や苦手なこともスタッフ間で共有し、次回の来院時にも安心いただけるよう努めています。
不安を我慢せず、どうかご相談ください
「大人なのに歯医者が怖いなんて…」と、恥ずかしく感じる必要はまったくありません。
私たちは、どんな背景を持つ方も尊重し、“治療を受けようと決意したその一歩”を心から歓迎します。
治療前に不安なこと、過去の経験、具体的なご希望があれば、何でも遠慮なくお話しください。その一言が、あなたの治療をもっと安心なものに変えてくれます。
「怖さ」が「安心」に変わる、やさしい歯科治療を
どんなに優れた治療技術があっても、患者様がリラックスできなければ意味がありません。
多摩センター田中歯科医院では、「痛みや恐怖を減らすこと」も治療の一部と考え、全スタッフが患者様の心に寄り添った対応を大切にしています。
治療が怖くて踏み出せなかった方も、どうか一度ご相談ください。
「ここなら大丈夫」と思っていただけるような、温かい診療体制でお迎えいたします。
治療後も安心 ― 再発を防ぐためのサポート体制 ―
「治療が終わったから、もう歯医者に通わなくていい」
そう思っていませんか?
歯科治療は「治す」ことが目的ではありません。
本当に大切なのは、「治療した状態をどれだけ長く維持できるか」という“治療後の時間”です。
特に、歯を失ってしまった方や歯がボロボロになるまで症状が進行していた方にとって、再発防止と口腔内の安定維持は極めて重要です。
多摩センター田中歯科医院では、治療後も安心して過ごしていただけるよう、徹底したサポート体制と予防プログラムをご用意しています。
治療後こそ、メンテナンスが必要な理由
むし歯や歯周病、咬み合わせの乱れは、再発しやすい慢性疾患です。
どんなに精密な治療をしても、日常のケアや定期的な管理がなければ、数年後に再治療が必要になるケースは少なくありません。
たとえば、
- インプラントの周囲に汚れが溜まると「インプラント周囲炎」へ
- ブリッジの下にプラークが蓄積すれば、支えの歯が虫歯や歯周病に
- 入れ歯の不適合が起きれば、噛み合わせがズレて顎や他の歯に悪影響
これらを防ぐためには、プロによる定期メンテナンスと日々のセルフケアの両輪が欠かせません。
定期メンテナンス:歯科医院で行う“治療後の健康管理”
多摩センター田中歯科医院では、治療後の方専用のメンテナンスプログラムを導入しています。
通院ペースは1~3ヶ月ごとが基本。症状や生活習慣に合わせて個別にご提案します。
【主な内容】
-
プロフェッショナルクリーニング(PMTC)
歯科衛生士による専門的な機械清掃で、自宅では落としきれないプラークや歯石、着色を徹底除去。
-
咬合管理(かみ合わせチェック)
インプラントやブリッジ、入れ歯の咬み合わせに変化が起きていないかを定期的に確認。
不調の兆候を早期に発見することで、大掛かりな再治療を防ぐことが可能になります。 -
歯周ポケット・動揺度検査
歯ぐきの炎症や歯のグラつきがないかをチェックし、歯周病の進行を未然にブロックします。
ご自身でできるケア:生活に根付く「再発予防習慣」を
どんなにプロが管理しても、ご自身の毎日のケアなしに健康は守れません。
多摩センター田中歯科医院では、患者様一人ひとりの生活スタイルに合わせたセルフケアのアドバイスを行っています。
【主なサポート内容】
- ブラッシング指導(磨き残しの癖に合わせて最適な方法を提案)
- 歯間ブラシやフロスの選び方・使い方の実践
- 食習慣・喫煙・睡眠と口腔環境の関係性の説明
- 「口腔内カメラ」で見える化された口腔状態の共有
- お薬手帳や内科との連携による全身疾患との関係整理
治療後こそ「健康を維持する学びの時間」ととらえ、患者様自身が主体となって予防できるようサポートいたします。
“治したあと”を守るのも、歯科医の大切な仕事です
歯科治療のゴールは「痛みが消えること」ではなく、「再び痛みを繰り返さないこと」。
私たち多摩センター田中歯科医院では、治療後も継続的に患者様の人生に寄り添い、再治療ゼロを目指した予防歯科・メンテナンスの仕組みを整えています。
もう一度、自信を持って笑える毎日へ
― 諦めなければ、取り戻せる ―
「前歯が欠けてから、人前で笑うことが減ってしまった」
「食事のたびに入れ歯が外れそうで、外食が楽しめなくなった」
「歯の悩みを誰にも相談できず、ずっと一人で抱えてきた」
これまで多くの患者様が、歯を失ったことによるさまざまな不安や悩みを抱えて多摩センター田中歯科医院を訪れてくださいました。
その多くの方が、「もっと早く相談すればよかった」「諦めなくて本当によかった」と笑顔を取り戻して帰られています。
多摩センター田中歯科医院では、単に歯を治すだけではなく、“その先の人生の選択肢”まで広げる治療を大切にしています。
ここでは、実際に治療を受けられた患者様の声を一部ご紹介しながら、治療に一歩踏み出せずにいる方へのメッセージをお届けします。
【患者様の声】「口元を気にせず笑えるようになったのが、何より嬉しい」
50代・女性・部分入れ歯からインプラントへ
若い頃から歯が弱く、抜けるたびに入れ歯で補っていましたが、どうしても不安定で、食事も人前での会話も楽しめずにいました。インプラントを提案していただき、正直不安もありましたが、今ではしっかり噛める喜びを感じています。何より、口元を隠さずに笑えるようになったのが嬉しいです。」
【患者様の声】「総入れ歯をやめて、本当の意味で人生が変わりました」
70代・男性・総入れ歯からオーバーデンチャーへ
「何年も総入れ歯で過ごしていましたが、合わない・外れる・噛めないの三重苦でした。田中歯科さんで骨の状態を診てもらい、インプラントを支えにした入れ歯(オーバーデンチャー)を提案してもらいました。今では大好きなステーキも噛めるようになり、食事の時間が本当に楽しみになりました。」
治療は「失ったもの」を埋めるだけではなく、「未来をつくる手段」
歯を失うことは、見た目や機能だけでなく、心にまで影響を及ぼすことがあります。
人と話すことを避けるようになったり、鏡を見るたびにため息をついたり、自信を失ってしまう方も少なくありません。
しかし、歯は「取り戻せる」ものです。
現代の歯科治療では、1本の欠損から全顎的な回復まで、患者様一人ひとりの状況に応じた最適な回復方法が選べる時代になりました。
しかもそれは、ただ歯を補うだけではなく、「食べる・話す・笑う」という日常の喜び、そして“自信を持って人と関われる日々”を取り戻すことにつながるのです。
私たちの願い ― 歯で諦める人生を、ゼロにしたい
多摩センター田中歯科医院が大切にしているのは、「あなたらしい人生」を取り戻すお手伝いをすること。
- 「どうせもう遅い」と思っている方
- 「こんなにボロボロじゃ恥ずかしい」と感じている方
- 「何から始めればいいのか分からない」と迷っている方
私たちは、どんなお口の状態であっても、決して否定せず、じっくりとお話を伺います。治療のスタートラインに“遅すぎる”ということはありません。
その一歩が、笑顔の未来をつくります
あなたが歯のことで自信をなくしていたとしても、
今から「変わりたい」と思えたその気持ちこそが、
笑顔と健康を取り戻すための一番の原動力です。
「もう一度、自分らしく笑えるようになりたい」
その想いを、どうか私たちに聞かせてください。
諦めなければ、必ず取り戻せます。
多摩センター田中歯科医院は、あなたの“笑顔の再出発”を全力でサポートします。