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虫歯治療・知覚過敏

general

虫歯治療とは?——歯を守るための第一歩

痛みを防ぎ、歯と全身の健康を守るために

虫歯の正体──「酸」による静かな侵略者

虫歯は、単に歯に穴が開くだけの病気ではなく、「細菌」と「酸」が原因となる“感染症”です。
お口の中には常に数百種類もの細菌が存在し、その中でも「ミュータンス菌」と呼ばれる虫歯菌は、食事で摂取された糖分を分解して強い酸を作り出します。この酸が歯の表面(エナメル質)をじわじわと溶かし、進行すると内部の象牙質や神経(歯髄)にまで達してしまいます。
つまり虫歯とは、細菌がつくり出す酸による“歯の化学的な破壊”なのです。初期の段階では痛みがなく、見た目にも変化が乏しいため気づかないことが多く、静かに進行してしまう点が大きな特徴です。歯の表面に「白く濁った斑点」が現れたら、それはすでに虫歯の始まりを知らせるサインです。

虫歯を放置するとどうなるか?

虫歯は自然治癒しません。放置すればするほど深刻化し、治療も大掛かりになります。

  • 初期段階(C0~C1):エナメル質だけにとどまるため、適切なケアで回復する可能性も。
  • 進行段階(C2):象牙質に達すると「冷たいものがしみる」「甘いものが痛い」といった症状が出現。
  • 重度段階(C3~C4):神経まで進行すると「ズキズキする痛み」「噛んだときの違和感」が起こり、神経が壊死して膿がたまることもあります。放置すれば抜歯に至るケースも少なくありません。

さらに近年の研究では、虫歯の細菌が血流を通じて全身へ広がり、「感染性心内膜炎」「糖尿病の悪化」「誤嚥性肺炎」「早産・低体重児出産」といった全身疾患に関与することが明らかになっています。つまり、虫歯は単なる“口の中の病気”ではなく、全身の健康リスクとも直結する病気なのです。

当院の考え方——早期発見・早期治療で歯を守る

多摩センター田中歯科医院では、初期の虫歯を見逃さず、削らずに済む治療・低侵襲治療を第一に考えています。定期検診やレントゲン・口腔内カメラを活用し、わずかな変化も見逃さないようにしています。
「痛みが出てから通う」のではなく、「虫歯になる前に通う」ことこそが歯を守り、将来の健康を支える第一歩です。

虫歯の進行段階と治療法

種類 特徴 費用

C0【ごく初期の虫歯】

歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。まだ歯に穴はあいておらず、痛みなどの自覚症状はありません。 適切なブラッシングやフッ素塗布で治ることがあります。

C1【エナメル質の虫歯】

歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずんでいる状態。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。 虫歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。

C2【象牙質の虫歯】

エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たいものや甘いものがしみるようになり、ときどき痛むこともあります。 虫歯に冒された部分を削り、インレー(詰め物)で補います。

C3【神経まで達した虫歯】

神経まで虫歯が進行した状態。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。 神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、クラウン(被せ物)を被せます。

C4【歯根まで達した虫歯】

歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態。神経が死に、痛みはなくなりますが、歯根部に膿が溜まると再び痛みが出ます。 多くの場合、抜歯が必要です。抜歯後、入れ歯やブリッジ、あるいはインプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。

なぜ早期発見・早期治療が大切なのか

──「削らずに治す」ために、今できること
虫歯は、ある日突然悪化するのではなく、少しずつ静かに進行していく病気です。
痛みが出る頃にはすでに中等度~重度に進行しているケースも多く、「もう少し早く来ていれば…」という場面を、私たちは日々診療の中で多く目にしています。
虫歯は、進行段階によって治療方法・費用・通院回数が大きく変わるため、早期発見・早期治療が最も負担の少ない選択肢です。

初期段階なら「削らずに治せる」可能性もあります

虫歯の進行は一般的にC0~C4の5段階に分類されます。

  • C0(初期う蝕):歯の表面にある白濁や小さなシミ。痛みはなし。
  • C1(エナメル質う蝕):歯の表面のみに小さな穴。痛みはほとんどなし。

この段階で虫歯が見つかれば、削らずに済むことがあります。
たとえば、C0の段階であればフッ素塗布や生活習慣の改善、プロフェッショナルなクリーニング(PMTC)などで進行を抑えることができ、治療ではなく“予防”という形で対応可能です。
C1であっても、削る範囲を最小限に抑え、白い樹脂(レジン)で短時間・1回の通院で治療完了するケースも少なくありません。

痛みが出る頃には、治療のハードルが一気に上がる

逆に、「痛い」「しみる」といった症状が出てから来院された場合、虫歯はすでにC2(象牙質う蝕)やC3(歯髄う蝕)に進行していることが多くなります。
この段階では、

  • 削る範囲が広くなる
  • 神経(歯髄)を残すための精密な治療(MTA覆髄や根管治療)が必要になる
  • 治療回数が3回、4回と増える
  • 結果的に費用も大きくなる

というリスクが出てきます。
さらに、歯の神経まで虫歯が到達してしまうと、「冷たいものがしみる」を超えて、「何もしなくてもズキズキ痛む」「夜も眠れないような強い痛み」が生じることも。
このような状態になると、歯の神経を除去(根管治療)する必要があり、通院回数や治療期間が長くなります。根管治療後は被せ物が必要となることが多く、治療全体の費用も跳ね上がってしまいます。

「あとでいいや」が一番危険

虫歯の怖いところは、自覚症状が出にくいことです。
C0~C2の段階では、痛みもなく見た目にもわかりにくいため、ついつい放置してしまいがちです。
しかし、その「気づかないうちに進む」のが虫歯の特徴であり、“沈黙の進行”に気づくにはプロの目が必要です。
「最近ちょっとしみる気がする」「黒い点があるけど、痛くないから大丈夫」
──そんなときこそ、迷わずご相談ください。

なぜ歯がしみるのか?— 虫歯と知覚過敏の違い

「冷たい水がしみる」「甘いものを食べたときにピリッとする」
そんな経験はありませんか?
しみる症状の原因として多いのが、「虫歯」と「知覚過敏」です。どちらも“歯に刺激が加わると痛みが出る”という点では似ていますが、原因も治療法もまったく異なります。
ここでは、虫歯による痛みと知覚過敏によるしみの違いについて、わかりやすくご説明いたします。

冷たいものや甘いものがしみる——その正体は?

歯が「しみる」と感じるとき、歯の中の“象牙質”が外部刺激に反応していることが多くあります。
象牙質は、歯の表面を覆っているエナメル質の内側にある層で、無数の「象牙細管」という細い管が神経(歯髄)に向かって通じています。
この象牙質がむき出しになってしまうと、冷たいもの・甘いもの・風などの刺激がダイレクトに神経に伝わり、「キーン」としたしみる痛みを引き起こします。
では、なぜ象牙質が露出してしまうのでしょうか?
その原因が虫歯または知覚過敏です。

虫歯と知覚過敏、その違いとは?

虫歯による痛み

虫歯は、口の中にいる細菌(主にミュータンス菌)が、食べ物に含まれる糖分をエサにして“酸”を作り出し、歯を溶かしてしまう病気です。
虫歯が進行してエナメル質を破壊し、象牙質に達すると、甘いものや冷たいものがしみたり、噛んだときにズキンとした痛みが出るようになります。
虫歯の特徴は、

  • 痛みが一箇所に集中している
  • 時間が経っても症状が悪化していく
  • 甘いものもしみることが多い
  • 黒ずみや穴が見える場合もある

このような場合は、虫歯の可能性が高いため、早めに治療を受ける必要があります。進行すると、神経の治療(根管治療)や抜歯が必要になることもあります。

知覚過敏によるしみ

一方、知覚過敏は「非感染性」の症状であり、虫歯ではありません。
主な原因は以下のようなものです。

  • 強すぎる歯みがき(ブラッシング)
  • 歯ぎしり・食いしばりによる歯の摩耗
  • 加齢による歯ぐきの後退
  • ホワイトニングやクリーニング直後の一時的な反応

これらが原因で、歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根元(象牙質)が露出することで、刺激が神経に伝わりやすくなります。

知覚過敏の特徴は、

  • 歯が複数しみることが多い
  • しみても数秒でおさまる
  • 症状が出たり出なかったりする
  • 甘いものよりも冷たいものが原因になりやすい

しみるたびに「虫歯かも?」と不安になる方も多いですが、実は知覚過敏だったというケースも少なくありません。

知覚過敏になるのはどうして?

知覚過敏の主な原因は、歯の表面のエナメル質が何らかの原因で薄くなってしまうこと。
エナメル質が薄くなったり、あるいはエナメル質に覆われていない部分が露出してしまったりすることで、内側の毛細血管を通じて痛い・しみるといった症状が出てしまいます。
以下のような原因に心当たりがあれば、一度、多摩センター田中歯科医院へご相談ください。

歯ぎしり・噛み締め 無意識に強い力がかかっていると歯に大きな負担となり、エナメル質を傷つけてしまいます。
長すぎる・強すぎる
歯みがき
丁寧な歯みがきは大切なことですが、強すぎる力で歯みがきするのはおすすめできません。また、長時間の歯みがき、硬すぎる歯ブラシの使用もエナメル質を削る原因となります。
酸の摂りすぎ 身体にいいとされているレモンやお酢は、摂りすぎるとエナメル質を溶かす原因になります。
ホワイトニング 歯を白くするホワイトニングは、頻繁に行ったり、適切でなかったりすると知覚過敏の原因となることがあります。
歯周病 歯周病で歯ぐきが下がることで、エナメル質に覆われていない歯の根っこが露出し、痛みを感じることがあります。

虫歯であっても知覚過敏であっても、症状に苦しんでから歯科医院へ駆け込むのではなく、何も問題がないときからプロのお口のケアを受けておけば、病気を未然に防ぐことにつながります。

虫歯治療|削らず、痛みを抑えて、歯を守る

虫歯は早期発見・早期治療が基本です。進行度に応じて、治療法は以下のように変わります。

  • 初期虫歯:フッ素塗布や定期的な経過観察で進行を防止
  • 中等度の虫歯:虫歯部分を除去し、白い詰め物(レジン)やインレーで修復
  • 重度の虫歯:神経まで進行している場合は根管治療やクラウンが必要

多摩センター田中歯科医院では、できる限り「削らない・抜かない」治療を大切にしています。治療中の痛みを和らげるために電動麻酔器を導入し、表面麻酔との併用で、できる限り不安なく受けられる体制を整えています。

知覚過敏の治療|日常のストレスを軽減するために

知覚過敏の治療は原因に合わせて行います。

  • 薬剤による歯の表面のコーティング
  • 専用の知覚過敏用歯磨き粉の使用
  • 歯ぎしり・食いしばりが原因の場合はマウスピースを作製
  • 噛み合わせの調整や歯周病治療の併用

また、歯ブラシの当て方や力加減など、毎日のケア方法を見直すことも改善には欠かせません。多摩センター田中歯科医院では歯科衛生士による丁寧なブラッシング指導も行っています。

虫歯治療|削らず、痛みを抑えて、歯を守る

虫歯は早期発見・早期治療が基本です。進行度に応じて、治療法は以下のように変わります。

  • 初期虫歯:フッ素塗布や定期的な経過観察で進行を防止
  • 中等度の虫歯:虫歯部分を除去し、白い詰め物(レジン)やインレーで修復
  • 重度の虫歯:神経まで進行している場合は根管治療やクラウンが必要

多摩センター田中歯科医院では、できる限り「削らない・抜かない」治療を大切にしています。治療中の痛みを和らげるために電動麻酔器を導入し、表面麻酔との併用で、できる限り不安なく受けられる体制を整えています。

知覚過敏の治療|日常のストレスを軽減するために

知覚過敏の治療は原因に合わせて行います。

  • 薬剤による歯の表面のコーティング
  • 専用の知覚過敏用歯磨き粉の使用
  • 歯ぎしり・食いしばりが原因の場合はマウスピースを作製
  • 噛み合わせの調整や歯周病治療の併用

また、歯ブラシの当て方や力加減など、毎日のケア方法を見直すことも改善には欠かせません。多摩センター田中歯科医院では歯科衛生士による丁寧なブラッシング指導も行っています。

治療後の再発防止とセルフケア

──「治ったから終わり」ではなく、健康な歯を守り続けるために
虫歯や知覚過敏の治療が終わったあと、「もう大丈夫」と思っていませんか?
実は、治療の本当のスタートは“治ったあと”からとも言えるのです。
虫歯も知覚過敏も、原因を放置すれば再発や悪化のリスクが高くなります。だからこそ、日々のセルフケアが欠かせません。
ここでは、治療後の再発を防ぎ、健康な歯を維持するための具体的なセルフケアについてお伝えします。

虫歯再発を防ぐセルフケアの基本

虫歯は「細菌による感染症」であり、完治しても再び原因が揃えば、何度でも再発します。特に過去に虫歯になった部位は、再発リスクが高いため注意が必要です。

ブラッシングの徹底

歯みがきは、虫歯予防の基本中の基本です。ただし、ただ磨けばよいのではなく、「正しく磨く」ことが大切です。

  • 1日2回以上、3分以上の歯みがきを習慣に
  • 歯ブラシは毛先が開く前に交換(目安:1ヶ月)
  • 歯と歯ぐきの境目や、奥歯の噛み合わせを丁寧に

必要であれば、多摩センター田中歯科医院の歯科衛生士があなたのお口に合ったブラッシング方法を丁寧にご指導します。

デンタルフロス・歯間ブラシの活用

歯と歯の間は、歯ブラシだけでは60%程度しか清掃できないと言われています。
その隙間にこそ、プラーク(歯垢)や食べかすが溜まりやすく、再発リスクも高まります。
デンタルフロスや歯間ブラシを毎日のケアに取り入れることで、見えない部分の虫歯リスクを大幅に下げることができます。

フッ素で歯の再石灰化をサポート

フッ素は、初期虫歯を修復する「再石灰化」を促す成分です。

  • フッ素配合の歯みがき粉を使う(濃度950~1,450ppm)
  • 歯みがき後は軽くうがいするだけにして、フッ素を留める
  • 定期的に歯科医院で高濃度フッ素塗布を受けるのも効果的

日々のケアと定期管理を組み合わせることで、虫歯の再発を防ぎましょう。

知覚過敏を悪化させない生活習慣とは?

知覚過敏は、「歯が削れたり、歯ぐきが下がったりすることで象牙質が露出し、神経に刺激が伝わる状態」です。
改善には、原因となる生活習慣を見直すことが非常に重要です。

知覚過敏用の歯みがき粉を使用

知覚過敏に対応した歯みがき粉には、以下のような有効成分が含まれています。

  • 硝酸カリウム:神経への刺激伝達を抑える
  • 乳酸アルミニウム:象牙細管を塞ぎ、刺激をブロック

これらを継続して使用することで、徐々にしみる症状が緩和されていきます。

正しいブラッシング圧を身につける

力任せの歯みがきは、エナメル質を削るだけでなく、歯ぐきが下がる原因にも。
知覚過敏の悪化を防ぐには、「やさしい力」で「小刻みに磨く」ブラッシングがポイントです。

  • 電動ブラシの使用もおすすめ(圧が一定に保たれる)
  • 歯ブラシは「ふつう」または「やわらかめ」を選択

食生活にもひと工夫を

  • 酸の強い食品(レモン・炭酸飲料・酢の物など)を取りすぎない
  • 食後すぐの歯みがきを避け、30分ほど時間を空けてからブラッシング
  • 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ナイトガードの使用を検討

セルフケア+定期検診で歯の健康を守りましょう

日々のセルフケアを丁寧に行うことは、虫歯や知覚過敏の再発を防ぐためにとても重要です。
しかし、どれだけ気をつけていても、ご自身では気づけない問題が潜んでいることもあります。
だからこそ、多摩センター田中歯科医院では「治療後こそ定期検診」をおすすめしています。

  • 小さな異変を見逃さないプロのチェック
  • セルフケアのアドバイス・サポート
  • 再発の予防と、健康な状態の長期維持

歯を治すだけでなく、「守る」ことも、私たちの大切な役目です。

定期検診の重要性

──“痛みがないから大丈夫”は、もっとも危険なサインかもしれません
「歯に痛みはないから、歯医者に行く必要はない」
そう考えて、つい受診を後回しにしていませんか?
実は、虫歯や知覚過敏の多くは“痛みが出る前”に進行していることがほとんどです。
痛みがない=健康ではなく、痛みが出てからでは“手遅れ”になるリスクがあるのです。
多摩センター田中歯科医院では、「治療」よりも「予防」に力を入れ、虫歯や知覚過敏を未然に防ぐための定期的な検診・メンテナンスを強くおすすめしています。

虫歯は“静かに進行する”病気です

虫歯は、口腔内の細菌が糖を分解して酸を生み出し、歯を溶かしていく“感染症”です。
しかし、虫歯の厄介なところは、初期段階ではほとんど自覚症状がないこと。

  • C0~C1(初期~表層の虫歯)では、痛みもなく見た目にも変化が出にくい
  • C2(象牙質まで進行)でようやく“しみる”などの違和感が出てくる
  • C3(神経に到達)すると激しい痛みが出て、根の治療(根管治療)が必要に

つまり、痛みが出た時には、すでに中度以上に進行していることが多く、削る範囲や治療回数、費用の負担も増えてしまいます。

知覚過敏も“放っておかない”ことが大切です

知覚過敏は、「歯がしみる」症状が一時的に出たり消えたりすることから、「そのうち治るだろう」と軽く考えてしまう方も多くいらっしゃいます。
しかし、原因を放置すると、

  • 歯の摩耗やエナメル質の損傷が進行
  • 歯ぐきが下がって象牙質が露出
  • 歯ぎしり・食いしばりによる亀裂や歯根露出など、慢性化や悪化のリスクが高まります。

定期的なチェックによって、こうした小さな変化を“違和感レベル”で把握できることが、予防において非常に大きな価値を持ちます。

定期検診でできること

──予防と早期発見のために
多摩センター田中歯科医院の定期検診では、虫歯や知覚過敏のチェックだけではなく、以下のようなトータルケアを行っています。

1. プロによる口腔内チェック

  • 初期虫歯の有無
  • 歯ぐきの状態(歯周病のチェック)
  • 知覚過敏や歯ぎしりの兆候

医師や歯科衛生士の目でチェックすることで、ご自身では気づけない異常を早期に発見できます。

2. 歯石・プラーク除去(クリーニング)

  • 通常の歯みがきでは落とせない歯石や着色汚れを除去
  • 細菌の温床となるバイオフィルムを破壊
  • 口臭・炎症・虫歯の予防にも効果的

予防ケアのアドバイス

  • 正しいブラッシング法やデンタルフロスの使い方
  • フッ素の活用法
  • 知覚過敏の再発予防や生活習慣の見直し

患者様一人ひとりに合わせたケアの提案を行い、ホームケアとプロフェッショナルケアの両面からサポートします。

自己判断は禁物!違いを見極めるのはプロの仕事

虫歯と知覚過敏は、症状が似ているため自己判断がとても難しい病気です。
「放っておいたら治るかな」「痛くないから大丈夫」と様子を見ているうちに、実は虫歯が進行していて、気づいたときには神経を取らなければならなくなっていた——そんなケースも少なくありません。
一方で、知覚過敏の場合は、原因を取り除き、正しいケアをすれば改善する可能性が高い症状です。

歯を「治す」のではなく、「守る」ために

虫歯も知覚過敏も、“早めに見つけて対処できれば軽い処置で済む”という共通点があります。
「治療が必要になる前に、病気の芽を摘む」
それこそが、歯を長く健康に保つための最良の方法です。
歯医者・歯科の多摩センター田中歯科医院では、痛みが出てからの治療ではなく、痛みが出ないための予防管理を通して、患者様の歯の健康を守り続けます。
「今は特に問題ないけれど、久しぶりに診てもらおうかな」
そんな気持ちを大切に、ぜひお気軽にご来院ください。

多摩センター医院では、正確な診断と最適な治療を行います

多摩センター田中歯科医院では、虫歯か知覚過敏かを的確に診断するために、丁寧な問診・視診・X線検査・打診テストなどを用いて総合的に評価します。

  • 虫歯の場合は

    → 最小限の削除で歯を守る「低侵襲治療」を実施

  • 知覚過敏の場合は

    → 薬剤塗布・噛み合わせの調整・生活習慣のアドバイスなど、症状に応じた多角的なアプローチを行います。

その違和感、見逃さないでください

「冷たい飲み物が歯にしみる」「噛んだときにズキッとする」「歯ぐきが下がってきたような気がする」
こうした“ちょっとした違和感”は、日常生活の中でつい見過ごしてしまいがちです。
ですが実はそれが、虫歯や知覚過敏といったお口のトラブルのサインである可能性が高いのです。痛みが強くなってからでは、治療も大がかりになり、結果的に歯を削ったり、神経を取ったりすることにつながることも。だからこそ、小さな異変に気づいたそのときが、最良の受診タイミングなのです。

早めの受診が「歯を守る第一歩」になります

虫歯も知覚過敏も、初期段階であれば負担の少ない処置で改善できることがほとんどです。虫歯がごく初期の段階で見つかれば、削らずにフッ素塗布だけで済むこともありますし、知覚過敏も原因に合ったケアをすることで、症状を和らげることが可能です。
多摩センター田中歯科医院では、できるだけ「削らない・抜かない・痛みの少ない治療」を大切にしています。必要以上に処置を加えることなく、歯を長く健康に保つことがゴールです。

ひとつでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください

  • 「一瞬しみるだけだから大丈夫かな?」
  • 「痛みはないけど、なんとなく違和感がある」
  • 「歯ぐきが下がってきたような…」

これらはすべて、虫歯や知覚過敏が進行しているサインかもしれません。
症状が小さいうちにご来院いただくことで、治療の負担も少なく、費用や通院回数も抑えることができます。

多摩センター歯科医院では、「不安を感じた時に、すぐ相談できる存在」でありたいと考えています。どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にお声がけください。
あなたの歯の健康を守るために、私たちが全力でサポートいたします。

ホームページ運営について

多摩センター田中歯科医院では、患者さまに正確で信頼性の高い医療情報を安心してご覧いただける環境づくりを大切にしています。そのため、当院のホームページは、歯科医師の監修のもと、各診療内容や予防知識に関する情報を適切に管理・発信しております。
また、私たちは医療法に基づく広告ガイドラインを遵守しています。
すべての情報は、公正かつ中立の立場で編集されており、患者さまにとって本当に役立つ内容であることを多摩センターの歯医者・歯科として心がけています。

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